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  • 執筆者の写真情報調査部・エンカレ東大支部

【自己分析】自分に合った就職先を見つけよう。あなたの動機付け要因、衛生要因はなんですか?

更新日:1月19日

要約

 

 自己分析の方法の一つに、動機付け要因と衛生要因を明らかにする方法があります。


・動機付け要因=仕事の満足に繋がる要因

・衛生要因=仕事の不満足に繋がる要因


 小学校、中高、大学を振り返って、動機付け要因と衛生要因を見つけましょう。そして、動機付け要因を満たす職場、衛生要因がなるべくない職場を選びましょう。

 

 en-courage東大支部に相談してくだされば、動機付け要因と衛生要因を一緒に探すお手伝いができます。お気軽に面談にお申し込みください。



良い就活の思考法


 短い人生をいい人生に仕立て上げるために、まず目的から考えましょう。具体的な次元では多様な表現が可能ですが、最終的には精神的な充足が人生の目的のはずです。


 そこで、最初に「自分が送りたい人生とは何か」を考えしょう。次に、その人生を送るために仕事に何を求めたいか=就活の軸を考えます。すると、自分の人生に相応しい就職先を選び取ることができ、最後は充実した人生の実現へ繋がりやすくなるはずです。

 ここでの人生設計とは、地図ではなく、コンパスのイメージです。きっとあなたはA社でも、B社でも、C社でも幸せになれます。大事なのは「どこに就職するか」ではなく「何を就職先に求めるか」「選び取った場所でどう幸せになるか」です。

 

 

ダメな就活の思考法


 「イケてる就職先にどうやって入るか」からスタートする方法もあります。これはおそらくダメな考え方です。

 

 なぜなら、違和感のある人生になりやすいからです。「イケてる就職先にどうやって入るか」からスタートする方法の場合、次に「受かるための就活の軸」を作り、「他人が送りたいと思う人生設計」を作ることになります。


 「他人が送りたいと思う人生設計」は「自分が送りたいと思う人生設計」と一致しない可能性が高いです。考える順序を逆にしてはいけません。


 高い壁を登った先に待っているのは日常です。東京大学に入ったときの高揚感は、学部1年生の5月にはいつの間にか消えてしまったのを思い出しましょう。


 「名を捨て実を取る」とまではいかなくとも「名より実を取る」戦略が賢いでしょう。羨望の眼差しを感じて虚栄心が満たされる瞬間は数十回とあると思いますが、その職場に通うことになる数千日間の方を重視すべきです。

 

自己分析の必要性とアウトプット設計

 では「自分が送りたい人生設計」をするためには何をすべきでしょうか。

 

 古代ギリシアのデルフォイ神殿に刻まれた「汝自らを知れ」、つまり、自己分析になります。問題は「自分のどこについて知るべきか」です。


 究極的な答えは「自分の効用関数」です。効用関数とは経済学の概念で、選択肢を入力すると満足度が出力されます。とは言え、現実の効用関数は、非常に多くの変数を含み、非線形な関数で、時間に応じて変化し続け、首尾一貫性は怪しいところです。


 そこで正確な効用関数を知るのは諦めて「どんな場面で満足になりやすいか、どんな場面で不満足になりやすいか」が分かればOKとしましょう。


 つまり、動機付け要因と衛生要因を知ることを目的にします。動機付け要因とは、仕事の満足に繋がる要因です。衛生要因とは、仕事の不満足に繋がる要因です。


「あなたの動機付け要因はなんでしょうか?」

「あなたの衛生要因はなんでしょうか?」


 これらに答えられることを、自己分析で出したいアウトプットと設定します。


自己分析の具体的な方法

 ここからは実際にen-courage東大支部でやっている自己分析のやり方をご紹介します。


(1)モチベーション・グラフ作成

 まず「年齢ごとにどのくらいのモチベーションがあったのか」「その年齢では何があったのか」を思い出していただき、モチベーション・グラフを作ります。このエクセルは、en-courage東大支部で配っています。


(2)小学校時代の日々を思い出す

 次に、幼少期にあたる小学校のときに何があったのかを口に出しましょう。


(3)小学校時代の動機付け要因、衛生要因を考察する

 そして、小学校のときは、どんな動機付け要因、衛生要因で動いていたのかを思い出して、メモります。


(4)以上を中高時代、大学時代でも繰り返す

 これを思春期にあたる中高時代、最近の大学時代で繰り返します。そこで出てきた動機付け要因と衛生要因をメモっておいてください。


(5)重視する動機付け要因、衛生要因を考察する

 幼少期、思春期、大学時代の動機付け要因、衛生要因を見ながら「自分にとっての動機付け要因、衛生要因」を考察します。それは就活の軸になりえます。

(6)自己分析はエンカレメンターに壁打ちしながらやってみよう

 en-courage東大支部では2回目面談が自己分析面談となっています。モチベーショングラフをお配りして、一緒にどんな日々だったか振り返り、動機付け要因・衛生要因を明らかにします。


 メンターの役割は補助です。メンターの付加価値は、自己分析に集中できる時間を作り出すこと、客観的な視点をあなたの自己分析に盛り込むことです。



結論

 自己分析では、エンカレメンターと一緒に動機付け要因、衛生要因を探しましょう。就活について相談相手が欲しい方は【エンカレ面談申し込み】から!



付録:動機付け要因、衛生要因になりやすいもの

 以下は私が30人近くの自己分析面談をして、よく出てくる動機付け要因、衛生要因になります。


他者との関係性

 周囲の人との人間関係が充実していると、日々のモチベーションが高くなる傾向があります。


目標達成

 目指すに値する目標があること、目標達成する途上で横槍が入らない環境であると、日々のモチベーションが高くなる傾向があります。


成長実感

 前に向かって成長していると感じられると、日々のモチベーションが高くなる傾向があります。


やりたいことができる

 「やりたいことができる環境である」と、当たり前ですが日々のモチベーションが高くなる傾向があります。やりたいことには「人から面白いと思われるものを作りたい」「国際色豊かな場所で刺激を受けたい」「野球をしたい」など、具体的な要素が入ってきます。


環境の公平性

 不公平な負担を負わせられたり、適切でない評価が与えられる環境にいると、日々のモチベーションが低くなる傾向があります。


ワーク・ライフ・バランス

 多忙すぎて自分の時間が取れないと、日々のモチベーションが低くなる傾向があります。


一緒に頑張れるチーム

 周囲の人と一緒に頑張るようなチームを築くことを重視する方もいます。


承認欲求

 自分が他の人に認められることを重視される方もいます。


付録:社会人時代になると見えてくる要素

 学生時代と社会人時代は異なります。今は見えていない動機付け要因、衛生要因が見えて来るでしょう。


 それを先取りしたい方は



を読むことをおすすめします。いい会社を見つけるための評価項目として次のものを挙げています。


【仕事軸】

・やりがい(若い時から仕事を任されるか/自分で仕事を選べるか)

・キャリア(専門能力が身につくか/内外での魅力的なキャリアパス)

【生活軸】

・負荷(残業)

・勤務環境(勤務地)

・人間関係(カルチャーフィット)

【対価軸】

・報酬水準(生活水準)

・賃金カーブ(給与の上がり方)

・査定・評価(評価のされ方、評価基準)

・雇用(雇用安定性)


 なお、『いい会社はどこにある?』は個社名が記載され、非常に具体的な事例が豊富に掲載されています。東大生が気になる業界についての記載も多いので、本屋で手に取ってみることをおすすめします。


さいごに

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。この記事がいいなと思いましたら、ぜひTwitterやLINEでのシェアをお願いします。


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・メンター活動に興味のある方は→メンター説明会申し込み


執筆者と免責事項

書き手=東大支部24卒メンター

※記事は執筆者の個人的見解であり、エンカレの公式見解を示すものではありません。


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