
エンカレ東大支部メンターをもっと知ってもらおうシリーズ。今回は、東大の24卒就活生から成るエンカレ東大支部11期の支部長にインタビューしました!
支部長としてのやりがいや身につけられるスキル、自身がメンターとして大切にしている就活のポイントについて、アツく語っていただきました。エンカレはどんな人に支えられているのか知りたい方、メンター活動に興味があるという方、ぜひ読んでみてください!
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ーーまずは、どうしてエンカレにジョインしようと思ったのか教えてください!
マネジメント能力を身に付けたいと思ったからです。これまでも高校で生徒会長をしたり、大学でも部活の幹部をしたりしていたけれど、まだ足りていないと感じました。
きっかけとして、長期インターンで後輩指導をする中で、指示をしてもうまく動いてもらえなかったという失敗経験があります。その人の経歴を客観的に捉えると、世の中の上位10%の人材だと思いました。そういう優秀な人材を動かせないことは、今後自分の可能性を狭めることになってもったいないなと思ったんです。どうコミュニケーション取ったらやる気を引き出せるのか、味方になってもらえるのかを学びたいな、と。
ーー支部長になった経緯は?
実は、初めは副支部長でした。支部長はビジョンがあって味方についてもらえる人が多い人が向いていると思ったんですが、そういう意味で自分は支部長向きでないと思っていたので。バランスをとる・全体を俯瞰する・指示出すなど一定のリーダー適性はあると思っていたので、副支部長を引き受けました。
その後、支部長ポジションが空いた時に、当時のメンバーと議論する中でリーダーとしての適性を認めてもらって支部長になった、という流れです。
ーーエンカレ東大支部ってどんな組織?
他の支部との比較で言うと、より論理を重んじる雰囲気なんじゃないかな? 議論ができる人が集まっていると感じるし「やりたいことではないけど、言ってることは正しいからやるべきだな」という動き方ができる人も多いです。
あとは単純に、エンカレは無給で後輩支援をしているNPO法人で、そこに集まってくる人たちだから、皆いい人。
エンターのためにPDF80枚分の資料を作ってくれたり「今月は何人採用予定で、どの部署が人員不足になりそうか」を考えて人材配置を行っていたり、時間とやる気が必要な作業を進んでやってくれる気持ちと能力がある人がいる組織だと思います。
ーー自身の支部長としての業務内容について教えてください!
支部長の主な仕事は、各セクション(※)の進捗状況の把握と、支部全体の人材配置。具体的には、セクション間の優先順位を調整したり、目標の達成度を管理してビハインドしている場合は何をすべきか考えたり、メンターの採用面談を行なって配属を決めたりしています。全体の方針の意思決定をする役割ですね。
今(12月現在)はメンターの来期採用も始まっていて、メンター志望者と話す中で個人のエンカレへのモチベーションを言語化することをサポートしてる。
(※)エンカレでは部署のことをセクションと呼んでいます。
ーーエンカレでの業務のやりがいは?
対自分で言うと、組織運営が学べること。どういうふうに全体発信をしたら人が動いてくれるか日々考えることになるので。うまくいってるセクションといってないセクションは何が違うんだろうと比較したりして、実際に結果を見て組織をどう動かしたらいいかが学べる場は貴重だと思います。
対組織としては、支部長には支部の目標を達成することに責任があるので、成果が出た時に自分が主導した組織が良い結果を出したという自信になる。逆に失敗したら自分の責任になっちゃうんですけどね。
組織としての成果だけではなく、メンター同士の人間関係構築にも貢献できていたら、こういう場を中心となって作れて良かったなと思える。
あとは、リーダー経験があると感謝することが多くなります。一回こういうポジションを務めると、動いてくれる人たちのありがたみが分かるので。
ーーエンカレで得られるコミュニティの特徴や楽しさを教えてください!
エンカレじゃないと出会えなかった人が多く在籍しているところです。学部学科や趣味嗜好はもちろん、目指す人物像や業界が違う。
ただ共通しているのは、キャリアに対して前向きな人が集まっているということ。こういう人たちを関係を持てるのは面白いしメリットになると思います!
ーーこれまでの業務で大変だったことは?
論理だけでは人が動ききらないことがあると分かった時。組織経験があまりない人にどうアプローチするか、どういうコミュニケーションを取ったらどのくらい行動が変わるかということを日々シミュレーションしています。
人によってはどこまで具体まで落とし込めば動けるかが違うので、指示を出す「粒度」が難しくて、そこを推測するには慣れが必要だと感じました。
ーー自身の就活をどのようにエンター(※)へのサービスに活かしていますか?
自分は結構いろんな企業を見たでの、公平に業界比較ができるという強みがあります。個々の会社の軸って他の会社を含め社会全体を知らないと適切に見極められないから、就活では行かない会社こそ見に行ったほうがいいと思っています。
例えば、就活軸を「給与が良くて人間関係が良い企業」と設定している人が、「給与は年収300万、人間関係は今までの東大のコミュニティーと同じようなものであればOK」と想定しているとしたら、この人の想定は間違ってると言えますよね。新卒の年収で300万って比較的少ない方だし、全員東大卒業生で構成されているコミュニティーは稀だから。
自分の中の優先順位と、その要件を満たす会社の割合も考慮して決めないといけない。究極的には、自分の優先事項をほとんどの会社が満たしているのであれば、その軸を企業選びに考慮する必要がないんです。
こういう意味で、自分は広く社会を見たときの視点を面談などでエンターに提供できると思っています。
(※)エンカレユーザーのこと。
ーーエンカレでの活動を通じて成長したと思うこと、今後の人生に活かせると思うことは?
スキル面では、リーダー側の大変さを知っている状態になれるということ。今後社会に出てリーダーになることもあると思うんだけど、上長の大変さを知っている部下は動き方が違うと思います。上司のマネジメントコストを下げる働き方ができる。
あとは社会で成果を出す本質は人を動かすこと・巻き込むことにあると考えていますが、それを具体的にどうやるのかを学ぶことができているのは収穫だと思います。
コミュニティ面では、他の業界で働く人の話を気軽に聞けるような関係を作れたこと。同じ目標に向かって苦労することで関係値を深められているから、卒業後も続く仲になると思います。
ーー今後のエンカレの活動に期待していること(自分、11期、12期以降それぞれ)を教えてください。
自分に対しては、個人に対する発信方法を変えてみて、「あいつがそこまで言うなら」と行動変容を促せるまでリーダーシップを上げたい。
11期に対しては、最後まで一緒に戦い続けられたらいいなと思っています。今、支部の目標を達成できる瀬戸際で、そこまできているということ自体がすごい。みんなで同じ目標を持ってどれだけ一緒に行動できたかで関係値の深さは規定できると思ってるから、メンターの皆に「やってよかったな」と思ってもらえる状態を作れたら!
12期に対しては……エンカレとしてまだできることはいっぱいあると思います。エンターへの価値提供の面でも、エンターがが求めていることはできてきているかもしれないけど、エンカレの当初の目的は「日本を引っ張るリーダーを作ること」。ではリーダーにはどんな素質が必要なのか、こういう能力があったらどう自分を成長させるのかを学ぶキャリア教育がまだ十分にできていない。相手の価値観を変えて、社会人になることに対してより前向きになってくれるコミュニケーションを取れるようにしたいです。
あとは、たくさんの支部がある中で、東大支部をエンカレの中心にできたら面白いですよ。いいリーダーを作りながら自分達もいいリーダーになっていくという場になればいいな。
ーーエンカレでの活動を考えている人へのメッセージをお願いします!
自分は就活の時にエンカレを利用してたんだけど、メンターになってみたらその時思ってたよりちゃんとした組織だなと分かりました。活動を通して想像より多くのものを得られる。もしメンター活動に少しでも興味がある人は一回話聞くだけ聞いてみて、自分の学生時代の最後の一年を資するに値するか見極めてもらえると嬉しいです! 最後の一年で入れるレアなコミュニティーだし、第2第3の青春になれるような場所です。
社会でリーダーを目指す人、会社で活躍したい人はぜひ、メンターとしてジョインしてほしいです!
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執筆者と免責事項
書き手=東大支部24卒メンター
※記事は必ずしも特定組織の公式見解を示すものではありません。
※メンターの個人的な見解も含まれます。